MMC-1編(2)@IBM ThinkPad 390のMMC-1カートリッジをMobile PentiumII 233MHzからMobile PentiumII 333MHzに換装所要時間:30分 まずは分解。IBMのサイトでThinkPad390の 保守マニュアルをDLし、そのPDFファイルの ・キーボードの外し方 ・上部ヒートシンクの外し方 ・CPUボードの外し方 を参考に進めれば簡単。だけどいろいろギミックがあって 戸惑う箇所もあったりします。 とりあえずHDDパックとバッテリは普通に外せると思うので 外しておきます。 次にキーボード上のLEDがあるパネルを外します。マイナスドライバーを 突っ込んで持ち上げれば外せます。 一緒に、液晶パネルヒンジ右側の下にある爪をマイナスドライバーで奥に押し込みます。 するとLEDがあるパネルの下にキーボードを止めるネジ二本があるので 外します。 キーボードが外れるようになりますが、接続ハーネスを 外す必要があるのでキーボードを液晶パネル側へ持ち上げ、 コネクタをマイナスドライバーで持ち上げてハーネスを外します。 キーボードが外れた状態。あとは上部ヒートシンクを 外すだけです。 上部ヒートシンクは黒い長いネジ6本と短い銀のネジ4本で止まっています。 黒いネジはゆるめるだけでなく抜き取らないと上部ヒートシンクは 持ち上げられませんので注意してください。 また、戻す際に困るので、右側の黒いネジ3本と左側の黒いネジ3本は 分けましょう。太さが違います。 上部ヒートシンクを外したら、左側にMMC-1カートリッジが見えます。 保守マニュアルでは外す専用の治具が必要と書いてありますが、 カートリッジの後部を持ち上げるようにすれば簡単に外せます。 これが今回取り付けるMobile PentiumII 333MHzのモジュール。 NECのVersaPro NX VA33Dから取り外したものなので取り外し用の 茶色のストラップが付いています。IBMもこのようにすれば 治具要らないんですけどねぇ。 あとは元の位置にCPUを取り付け逆の手順で戻していくだけです。 戸惑うのは最後のキーボードをはめた後。液晶ヒンジ下の爪が 戻ってきませんが、液晶パネルを閉めて裏を見ると 出っ張っている部分があります。これが爪の後ろ。 押し込めば元通りです。 どきどきしながらACを接続し起動!BIOS確認。 キタ━━━(゚∀゚)━━━!!!!! コアが異なるためかPentiumProと認識されています。 プロセッサスピードは正常です。 (モザイクの部分には製品のシリアルが載っていたので消してあります。) BIOSを終了してWindows起動。 (゚д゚)ウマー Windows2000もサクサク動くようになりましたし、WMP9の 視覚エフェクトもぐりぐり動きます。CrystalMarkでも6000台から 8000台へジャンプ。 DivXもそこそこ動くようになり満足な結果です。 発熱に関してもあまり変わっていないようで、熱暴走もなく きわめて安定しています。 ジャンル別一覧
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